Podcast Ep 002: 10 questions with Nick Wakeman & Aaron Levine
今月初め、Studio Nicholsonポッドキャストの第2回エピソードとして、レヴィーンとウェイクマンの2人がサイモン・チルヴァースと共にショーディッチで対談し、このコラボレーションの核心に迫る10の質問に答えました。下記一部ご紹介。
「僕たちは“作りたいもの”について共通の哲学を持っているんです」とレヴィーンは語ります。「僕は、自分が作るものがハンマーや道具のように“使えるもの”であってほしいと思っています。そしてニックの作品にも同じ精神を感じますが、それが非常に洗練されたかたちで表現されているんです。」
「私は無駄なものが好きじゃないんです。ファッションの中に“目的”を見いだせないことがよくあります」とウェイクマンは続けます。「服は目的を持ち、美しくあることがとても大切。クラシックを現代的に再構築するのが私のやり方です。装飾や無意味なものは嫌い。でもアーロンも同じ。彼の方が私より少し冒険的なところもありますけれど。」
"服で気持ちは変えられると思うの"
Studio Nicholsonは2010年にニック・ウェイクマンによって設立されました。彼女は幼い頃から生地に強いこだわりを持ち、母親と一緒に服を作ってきました。流行としての“ファッション”よりも、“服”そのものを愛しています。
同じく、アーロン・レヴィーンも4歳の頃から服に魅せられてきました。子どもの頃、服を実際に着るわけではなく、床に並べて組み合わせを眺めるのが好きだったと言います。これまでにAbercrombie & Fitch、Club Monaco、Madewell、Vinceといったブランドで活躍し、2024年には自身のブランドを立ち上げました。
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INTERVIEW WITH NICK WAKEMAN BY SIMON CHILVERS
DOCUMENTED BY MATTHEW DONALDSON